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ファンフィクションよりも... 14章 [Stranger than Fafiction]

14章:Radio Hosts and Racists(ラジオパーソナリティと差別主義者)

水曜の朝、トファーが目覚めると廃墟となったテーマパークの硬い地面で寝ていて、他の3人もそばに倒れていた。キャッシュが起きろと、顔に水をかけて回っていた。キャッシュのドラッグを食べたアライグマが向こうであおむけでのびていた。4人はこのたった3日間ですごい経験をしていた。
ロードサービスが来ているのでみんな駐車場に戻った。何マイルも先にしかガソリンスタンドがないため、サービスマンの車で彼らのステーションワゴンをけん引していくことになった。4人は、後ろのシートに収まり、キャッシュがサービスマンの横に座った。キャッシュはもう絶対になにかを勧めたりしないと言ったが、4人は期待したアトラクションはなかったがそんなに酷いこともなかったと笑わずにはいられなかった。
カーラジオからWiz Kizの話題が流れて皆は聞き耳をたてた。日曜夜のセントルイスでキャッシュ・カーターが倒れたのは、脱水症状という発表があったが、ビデオを見ればわかる、あれは完全にドラッグによるものだ、と。そして延々とキャッシュを批判した。4人は、言い返そうとしたが、キャッシュがこんなキツイこと言う奴には会ったことがないと言うと、サービスマンが、言ってることには同感だと言ってハリウッド批判をした。キャッシュはバックパックから白い錠剤を取り出して飲んだ。その後沈黙となり、1時間以上何もないところを走ってやっとガスステーションに到着した。キャッシュは、レッカー代とこのガソリン代は僕が払うと言って建屋に向かおうとした。ジョーイもトイレを使いたかったので、キャッシュと一緒に向かうが、窓ガラスに大きな南部連合旗を見つけて硬直した。キャッシュは気にするなと言ってジョーイの腕をつかんで無理やり中に入って行った。

いかにもなカウボーイの恰好をした主人は、キャッシュにガソリンは売るが、連れにトイレは貸せないと言い、キャッシュは彼が黒人だから?それともゲイだからか?と言った。主人は、ここから出て行きやがれと言い、ジョーイは戻ろうとしたがキャッシュは待てと言って、今まで見たことのない怒りを見せていた。2017年なのにその態度を変えないと通報するぞとキャッシュが言うと主人は、呼べばいい、警察は俺の友達だからお前らが1週間牢屋に入ることになるんだと言った。
キャッシュはカウンタの上の新聞を見て、お前は僕が誰だか知っておいたほうがいい、と記事を指差した。お前は田舎の警官と知り合いかもしれないが僕は世界中の警官と知り合いだ。ジョーイに謝罪し、トイレの鍵をよこさなければ自分のファンに知らせて、それからどういうことになるかと脅した。謝罪と鍵を受取り、外に出ようとしてキャッシュは、ガソリン代はお前のおごりだ、それからこれもと言ってオニオンリングの袋を持っていった。
キャッシュは震えていて、ジョーイも動転して、キャッシュになんてことしたんだと言った。わかってる、ごめん、でもなんだか心の中でぱきっと音がして自制を失ったんだ。君に酷い扱いをしたのが許せなくて、自分のことで立ち上がったことはないけど誰かのためにやりたくなったんだよ。ジョーイは自分のためにキャッシュにバカげたことをしてほしくなかったが、キャッシュが脅したときの主人の顔は見ものだったと言った。キャッシュは、これはみんなに話さなくちゃ、モーは顔をしかめるなと言った。




Navy_Jack.jpg南部連合旗:奴隷制維持のため北部と戦った南部連合軍のしるし。差別主義の象徴。単にカントリーミュージックのライブでも掲げられたりする。

funyuns.jpgキャッシュが失敬したオニオン味のリング

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